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category: 動画撮影のコツ
スマホジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」徹底解説!【業務マニュアル動画撮影のオススメ機材シリーズ】
引用:https://www.insta360.com/jp/product/insta360-flow2-pro
皆さんはスマホで動画撮影する際に、ジンバルは使用されていますでしょうか?
人材育成を加速するDXソリューションRapid HRDでは、業務マニュアルの動画撮影方法もレクチャーしていますが、もしスマホやコンデジ・ミラーレス一眼で撮影する際にはジンバルがあると良いでしょう。
業務マニュアルの動画にて手ブレの多い映像は視聴者にストレスを与えてしまい、内容の理解を妨げる可能性がありますので、手ブレを抑え安定した映像を撮影することは欠かせません。
そこでスマホで撮影する場合におすすめなのが、スマホ用ジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」。私も購入してみました。
本記事では、この製品の特徴や使用方法、メリット、他製品との比較について解説します。
Insta360 Flow 2 Proとは?
「Insta360 Flow 2 Pro」は、スマートフォンでの動画撮影を強力にサポートする高性能ジンバルです。最新のAI技術を活用し、手ブレ補正、被写体追跡、自動撮影モードなどの機能を備えています。
業務マニュアル動画の制作においても、手軽に高品質な映像を撮影できる点が魅力です。
主なスペック
- 3軸手ブレ補正:プロレベルの滑らかな映像を実現
- AI自動追跡:被写体を自動で認識し、最適なフレーミングを維持
- コンパクト設計:折りたたみ可能で持ち運びが容易
- バッテリー長持ち:最大10時間の連続使用が可能
- 多彩な撮影モード:スローモーション、タイムラプス、パノラマ撮影などに対応
360度カメラのような撮影もできるので、オフィスや工場の中を撮影するのも良いですね。
業務マニュアル動画に最適な理由
1. 手ブレのない安定した映像
業務マニュアル動画では、操作手順や細かい作業を明確に伝える必要があります。ジンバルを使用することで、手ブレのない安定した映像を撮影でき、視聴者が内容を理解しやすくなります。
2. AI自動追跡で作業の動きを捉える
作業者の動きに合わせてカメラが自動で追跡し、常にフレーム内に収めることができます。特に、移動を伴う作業の撮影では大きなメリットとなります。
3. 直感的な操作で簡単に撮影
専用アプリと連携することで、初心者でも簡単にプロ品質の映像を撮影可能。ボタンひとつでズームイン・アウトや撮影モードの切り替えができます。
4. 持ち運びやすく、どこでも撮影可能
折りたたみ可能な設計により、持ち運びが便利。社内や現場など、どんな場所でもすぐに撮影を開始できます。
Insta360 Flow 2 Proの使い方
1. スマートフォンをセット
ジンバルのホルダーにスマートフォンを固定し、電源を入れます。
2. 専用アプリと接続
「Insta360」アプリをインストールし、Bluetoothでジンバルと接続します。
3. 撮影モードを選択
業務マニュアルに適したモード(標準、スローモーション、タイムラプスなど)を選びます。
4. 撮影開始
ジンバルのジョイスティックを使ってカメラを調整し、録画を開始します。
5. 編集と共有
撮影後、アプリで簡単に編集し、社内のLMSやクラウドにアップロードして共有することができます。
他のスマホジンバルとの比較
簡単にですが、他のスマホジンバルと比較をしました。
製品名 | 手ブレ補正 | AI追跡 | 価格 | 重量 |
Insta360 Flow 2 Pro | ◎ | ◎ | 約22,000円 | 約300g |
DJI Osmo Mobile 6 | ◎ | ○ | 約11,000円 | 約300g |
Zhiyun Smooth 5S | ○ | ○ | 約26,000円 | 約640g |
どのジンバルも業務マニュアル動画撮影に活用できますが、Insta360 Flow 2 Proは、AI追跡機能の精度が高く、被写体を自動で追ってくれるので、1人で撮影する場合も重宝します。
価格は少し高めですが、業務マニュアル動画のクオリティを向上させるためには十分な価値があるでしょう。
まとめ
業務マニュアル動画の撮影において、スマホジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」は非常に優れた選択肢です。手ブレのない映像、AI追跡機能、直感的な操作性により、初心者でも簡単に高品質な動画を撮影できます。特に、動きのある作業手順の記録には最適なツールです。
業務マニュアル動画の品質を向上させ、より分かりやすい映像を提供するために、ぜひ「Insta360 Flow 2 Pro」の導入を検討してみてください。
動画マニュアル撮影のカメラの選び方。育成動画マニュアルの撮影に最適なカメラは?
動画撮影するとき、皆さんはどのようなカメラを使用していますでしょうか?
カメラにはたくさん種類があり、「どれを選んで良いか分からない」という方も多いと思います。
今回は「スマホ」や「コンデジ」「ビデオカメラ」「ミラーレス一眼」といった、主なカメラの種類4つのご紹介と、育成動画マニュアルを撮影するにはどのカメラを使用すると良いのか?についてお話ししていきます。
よりカメラについて詳しく知りたい方はオンデマンド動画研修もご覧ください。
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カメラの主な種類
ひとことで動画が撮影できる「カメラ」といっても、様々な種類があります。ざっとあげるだけでも以下のようなカメラの種類があります。
- スマホカメラ
- ビデオカメラ
- コンパクトデジタルカメラ
- デジタル一眼レフカメラ
- ミラーレス一眼カメラ
- アクションカメラ
- ドローン
- シネマカメラ
カメラの特徴を知った上で、選ぶことが大切
「動画が撮れる」という機能を持つ上記のカメラですが、それぞれに特徴がありますので、その特徴を知った上で、ご自身に合うカメラを選んでいただけたらと思います。
カメラの種類ごとの特徴
それではカメラの種類ごとの特徴についてお話しします。
今回は、「①スマホカメラ」「②コンパクトデジタルカメラ」「③ビデオカメラ」「④ミラーレス一眼カメラ」について比較します。
– Apple / Sony / Panasonic / Canon Webサイトより
私の主観によるものもありますが、簡単に特徴を表にしてみました。
①スマホカメラ | ②コンデジ | ③ビデオカメラ | ④ミラーレス一眼 | ||
1 | 価格 | 10万円前後(スマホに付帯) | 3〜10万円 | 5〜10万円 | 5〜80万円 |
2 | 重さ | 150〜200g程度 | 200〜300g程度 | 300g程度 | 300〜600g程度 |
3 | 交換レンズの バリエーション | × | × | × | ◎ |
4 | 撮影モード | オート | ほぼオート | オート | オート/マニュアル |
5 | イメージセンサーの大きさ | かなり小さい (例)1/2.3インチ |
小さい (例)1インチ |
かなり小さい (例)1/5.8インチ |
APS-C・フルサイズ |
6 | ボケ感 | 少 (ソフト加工有り) | 少 | ほぼ無し | 中〜多 |
7 | 解像度 | FHD/4Kなど | FHD/4Kなど | FHDなど | FHD/4K/8Kなど |
育成動画マニュアル用のカメラは「NGなものは無い」
それぞれの違いを表にしてみましたが、結論として育成動画マニュアル用のカメラはどれを選んでもOKです。NGはありません。 理由としては、育成の場では『スマホで撮影したから理解度が低い』とか、『ミラーレス一眼で撮影したから習熟度が高い』という決まりはありません。
ただ、それぞれの機種によって「できること」「できないこと」がありますので、撮影したい動画と照らし合わせて考えてみると良いでしょう。
カメラの種類の選び方
ビジネス用のカメラの選び方のポイントは、『動画マニュアルの表現として何をしたいのか?』によって選択していくことが重要です。
<動画表現の参考例>
- ボケ感を出したい → ビデオカメラ・スマホ以外
- ズーム、広角を使いたいか → レンズのバリエーションが多いカメラ
- 解像度が大切か ビデオカメラ<スマホ<コンデジ < ミラーレス一眼
- 軽さ、サイズの小ささは重要か → スマホorコンデジ
一部ではありますが、このような着眼で検討して、カメラ選びをしていただければと思います。
「Rapid HRD」では育成動画マニュアルの撮影方法もレクチャー
人材育成を加速するDXソリューション「ラピッドHRD」では、導入時に貴社に伺い、育成動画マニュアルの撮影方法もレクチャーしています。撮影したい内容や現在のカメラスキルに応じてオススメのカメラもご提案します。
しっかり学びたい場合は「撮トレ」
株式会社ビジネスのかんさつでは、「社内で写真撮影・動画撮影&編集できるようになりたい」という企業様向けに、撮影のトレーニング・レッスン「撮トレ」を提供しています。
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